心のふるさと篠栗 篠栗町観光協会

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お経本・法話集のご案内

漠然とした毎日の中、若い僧侶の声を感じてみませんか?

オフィシャルのお経本

篠栗霊場を参拝してある方、これから参拝される方・・・そういった方々にご利用いただけるために篠栗霊場参拝のお経本を作りました。
作成、監修は篠栗霊場「法青会」並びに霊場会にて行ったオフィシャルのお経本です。
そして、法青会の会員がそのお経を唱えたものをCDに吹き込みました。
是非ご利用下さい。

お経本:500円 CD:1000円
問)山王寺 松下真明 092-947-0278

心の散歩道

篠栗のお寺の青年僧達が日頃思うことを一冊の本にまとめました。
ご希望の方は山王寺にて1部500円にて販売しております。
こちらまでご連絡下さい。

問)山王寺 松下真明 092-947-0278

「同行二人」 切幡寺 薮 崇史

古くから霊地聖跡の巡礼は信仰深い人々にとっては日々の喜びや悲しみをうたいあげ、更にありがたい思いに信仰をより深める最良の修行であり拠り所でありました。しかし今とは違い、奥深い山道にわけいり、底知れぬ谷を渡っての巡礼の旅は容易な事ではなかったはずでず。事実、多くの巡礼者は、家族の者と別れの杯をかわして白装束(つまりは死に装束)に身を包み、死を覚悟してまでも御仏におすがりしたいと旅に出たのであります。時には病気になって、夢は枯野を駆け巡るような事もあったでしょう。

そんな一途な独り旅のお遍路さんの笠や背に書かれたのが、いつも大師様がそばにいてくれるという気持ちを表した「南無大師遍路金剛」と「同行二人」の文字であります。この文字を頭や背に頂き「お大師様と一緒だ、心細い事など何もない」と言って信じては安心を得て感謝をし、「お大師様は、自分の良きこと悪しきことすべてを見ておられる」と言っては懺悔反省し常に我を戒め、「お大師様を見習え・大師の心を我が心に」と言っては自分に出来る施しをして徳を積んだのです。なんと素晴らしい事でしょうか。

しかしながら、近頃ではこうした心がけの信仰者も少なくなってきたように感じます。「同行二人」とは、お大師様が常にそばにいて下さると信じる事と私たちもお大師様のおそばにいつも歩み寄っていく事が本当の姿であると思います。

私たちがお大師様と共に歩むならば、どんな逆境に突き落とされても必ずそこに一筋の明光がさすことでしょう。私は、お大師様と共に歩む中学二年の男の子にその心を学びました。

もう数年前のことですが、ある巡拝に参加させて頂いたときの事です。いつも片手を押さえ足を引きずるように歩いている男の子がいました。小児麻痺の男の子だったのですが、一生懸命にお大師さん参りをいたします。見ていてもいじらしく思わず私は、励ましの意味で「辛くないかい。頑張ろうね」と声をかけました、彼は額に汗しながらもにっこりと微笑んで「辛くないよ。だって僕はお大師さんや仏さんに選ばれたんだから。だって、この体はね、僕じゃないと耐えられないんだ。僕だから耐えられると思って仏様が僕にこの体を授けて下さったんだ。僕だから特別に修行をさせてくれているんだよ。」言ってくれました。そして少し涙目になりながら、照れくさそうに「僕は、この体をなおそうと思ってお大師さんにお願いしてるんじゃないよ。この体を授けて下さった御礼参りをしてるんだよ」とも言ってくれました。

私は彼から離れ、あふれでる涙を止めることもできず、ただただ自分の未熟さに恥じ入るばかりでありました。彼の友達は、あたりまえの様に飛んだり跳ねたり自由に遊んだり勉強していますが、彼には出来ません。本当はやはり辛いのです。けれども大師と共に誠の祈りの中で生きる彼の心は、強く、広く、深く、豊かであります。

私は素直に、彼に学び、彼を見習いたいと思いました。皆様も、正しい祈りによって、我が身、我が心をお大師様に捧げ、誠の「同行二人」の心で世の闇を照らしていただきたいと願います。

「大師の心を我が心に」

※上記商品に付きましては篠栗町観光協会でも取り扱っておりますが、通信販売は行っておりません。

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